こんにちは(^_^)
笑顔で幸せな輪を広げたいパーソナルシェフとろみです^ ^
今日は、近所の図書館の読み聞かせステップアップ研修会に行きました。
私が、この研修会を知ったのは、同じ読み聞かせ仲間からメールをもらったからです。その時は、あまり参加するつもりはありませんでした。
しばらく日がたち忘れていたころに、図書館で読み聞かせの本をどうしようと悩んでいたところ今度は司書さんから研修をオススメされました。
どうせ今週、3年生の読み聞かせをするので、図書館で本を借りに行く必要があるのでついでに覗こうという軽い気持ちで行った研修でした。
しかし、学びの深い研修になりました。
私の大体、面白い本なら聞いてくれるという甘い考えが一転しました。
奥が深いんです。
この研修では読み聞かせをいつも小学校でやっている方がまず、読んでみて、それを聞いた読み聞かせ歴30年の館長さんが読み方についてのアドバイスをくれます。
アドバイスをもらった後の皆さんの変化が素晴らしかったです!
ちょっとのアドバイスで別人のように良くなります。
私が気になった、館長さんのお話しです。
・読み聞かせとは、お話の世界を伝えることが必要
・まずは読み手が本の内容を理解していることが必要
・本に心の動きを重ね声の調子を変える
・読み手が本を味わう
・しみじみした本の場合は声が小さくなる場合が多いので、声を前に出すイメージで読む
・読み手は本の世界と向き合い伝える気持ちが必要
・読むときは、おなかの中から声を出す
・リズムが大切、ポイントになる言葉を見つけ、その言葉を大事にする(特に、同じ言葉が何度も出てくる本の場合)
・話しの流れの気持ちに沿って読む
・ちよっと難しい本などは、本を読む前に、問題提起や本にまつわる簡単な話をして読み始めると聞き手の心をつかみやすい
・間を考え気持ちを移す
・読む時は、頭で次を考えて読むのではない
・本文と違うことを読むときは、声のトーンを下げる(本の解説を話す時など)
・本を選ぶポイントとして、読み聞かせの場合は集団に向く本を選ぶ。小さな仕掛けがたくさんある本は極力避ける
最後に、館長さんの失敗も話してくださいました。
館長さん30年のベテラン。初めての本も大丈夫という思いから、練習をせずに、読み聞かせをしました。
すると、子供たちが、あまり聞いてくれない。
それは、どうしてかと言うと読み手である館長さんが本をあまり理解していなかったからだと、振り返ってくださいました。
それからは、絶対に練習が必要だと思い、練習をされるようになったそうです。
あまりうまくいかなかった本は、とても良い本だったので、自分で読んでいる姿をビデオなどで撮影して練習を重ねたそうです。
ちょっと難しい本だったけれども次に子供たちに読むときは、よく聞いてくれて感想をいっぱいくれたと話されていました。
ずっと、今まで私自身ボランティアだから
「読んであげている」
と言う気持ちで読んでいましたが、館長さんは読み聞かせの機会は子どもたちに本を聞いてもらうチャンスなので1冊、1冊、丁寧にがんばってくださいと言う話をされていました。
読み聞かせをしてあげているから、読み聞かせを聞いてもらっているという考えに変わりました。
今週木曜日に、3年生の読み聞かせをするのがちょっと楽しみになりました。
ちゃんと聞いてもらえるように頑張ります!