こんにちは^ ^
笑顔と料理で幸せの輪を広げたいパーソナルシェフとろみです。
上海4日目です。
夜は、野田千穂さんhttps://chiholife.com/blogの
「起きていることには意味がある」
「ピンチはチャンス!これ本当です。」
この言葉を胸にして寝ましたが、
これからの二日間がとてつもなく長いように思われて、本当にこの決断で合っているのだろうか?これで良かったのだろうか?
と言う思いもあり、寝たり起きたりして、ぐっすり眠れず朝になりました。
約束通り、社長より、12時にあるホテルを指定されました。
もちろん行ったことのないホテルです。
自分がいる場所から、どれぐらい時間がかかるのかの見当もつかずに、行くことになりました。
社長は、タクシーで行けば大丈夫と言っていましたが、自分の手持ちの中国元が足りるかどうかの心配もあり、地下鉄で行くことにしました。
ホテルから空港までホテルのタクシーで送ってもらい、それから地下鉄で指定された場所の近くまで行くことにしました。
途中でやはり場所がわからなく、タクシーを使おうと思い地上まで出てきました。
タクシーに乗れば何とかなると、とっさの思いつきでしたが、ふと気がついたら、自分でタクシーを呼んだこともなく、タクシーの呼び方もわかりません。
タクシーと言う言葉だけ中国語で覚えていたので、道行く人に向かって、中国語でタクシータクシーと何人もの人に叫び続けました。
すると1人の日本語が少しわかる人が、
「日本人?」
と話しかけてきました。
私が
「はい」
と言うとタクシーは手を挙げて止める!と教えてくれたので、手を挙げてみました。
しかしタクシーがどれだかわからずにモジモジしていると親切にあれがタクシーだから手を挙げてと言って私と一緒に手を挙げて下さり、無事にタクシーを止めることに成功しました。
しかし、ホッとしてはいられません。
次の関門である自分の行きたい場所を、運転手に伝えないといけません。スマホで場所を表示し、ぱっと見せました。
タクシーの方はそのホテルを知っていたようで、スムーズに行ってくれました。
あ〜!やっと社長に会える‼️
私の思いと共にタクシーがホテルに到着しました。
やっと到着しましたが約束の時間から1時間も遅れて到着してしまいました。
さすがに、社長は怒ってどっかに行ってるかもしれない。
不安がだんだん頭をよぎります。
昨日、宿泊したホテルはチェックアウトしたので、今日泊まるホテルもありません。
不安のままホテルのロビーにつくと、社長はやはりいませんでした。
顔面蒼白だったみたいで、ロビーにいる方も心配してくださりましたが、やはり言葉が通じない(T ^ T)
携帯のWi-Fiがつながらないので、Wi-Fiがホテルで使えるかどうかをフロントに聞いてみました。
すごく長い時間のように思いました。
フロントの方に聞いてみると、このホテルにチェックインですか?と聞かれましたが違います。と答えると、フロントではWi-Fiは使えませんと言うことでした。
半泣きになり、それでもどうにかしないと、私はこのまま2日間泣いて過ごし死んでしまう!
この勢いで頭を巡らせていると、社長の日本で交換した携帯番号が、頭によぎりました。
これならWi-Fiがなくてもつながるかもしれない⁉︎
繋がりますように!という祈りを込めながら恐る恐る電話をかけてみると、繋がりました。
1時間以上も遅れて怒ってるだろうなぁとビクビクしていましたが、社長の顔見ると、私は自然に涙がこぼれていました。
するとやさしくハグをしてくれて、無事に再会することができました。
「大変な思いをさせてしまいましたね。」
「朝ご飯は食べましたか?」
私がまだです。というと近くの中華料理のお店に連れて行ってくれました。
再会できたのが嬉しく、ホッとしたので、とてもおいしく感じられました。多分、美味しかったと思います。
他にも何品か食べましたが、あまりの安堵感で、写真を撮るのを忘れてしまいました(^^;;
この日は、お友達のホームパーティーに呼ばれている。と言うことで一緒に同行することにしました。
1番上の写真は、このホームパーティーのために主催者の方がご用意していました。
社長はフランチャイズで、ご自分のカフェ 14店舗ほどお待ちなのですがコーヒー豆、ご自分の会社のロゴが入ったカップ、業務用のコーヒー豆を引く機械と、コーヒーを煎れる機械を持ち込みました。
社長のお友達のおうちは、私が見たところ、上海の上流家庭のお宅のようでした。
30階建てのマンションが10数棟あるマンション群の中の1つにありました。
マンションの中に入ると、とても明るくシャンデリアなどが付いていました。
畳もありました。まだ新しくい草の香りが漂っていました。
電化製品は、ほとんど日本のものでした。
空気清浄機はシャープ、冷蔵庫は日立、炊飯器はパナソニック、パン焼き器もパナソニックが置いてありました。
10人ほどのパーティーでしたが、日本人私1人しかいなく、中国の方は日本のことをどう思ってる?
テレビで見る限り、日本人は嫌われているのではないか???
少し、心配した部分もあったのですが、みんな優しく温かく迎えてくださりました。
ウェルカムドリンクに、炭酸水にローズを入れたものをいただくと、何となく会が始まりました。
主催者の奥様自ら手作りで、エッグタルト、マフィン、などを作ってくれました。
上海では、あまり家でご飯を作ることがなく、珍しいと社長が話していました。
「上海もホームパーティーするように、なったようですね。」
と話していました。
オーブンは二台あり、これは日本製ではありませんがビルトイン、コンロは電気ではなくガスコンロでした。
アウトドア用の機械を持ってきて、ステーキなども焼いてくれました。
社長が自ら持ってきてくれた、コーヒーの機械でコーヒーを入れることになりました。
上海では、やっと最近コーヒーが家庭に出回ったようで、コーヒー豆が我が家にもあると、自慢げに奥様が持ってきてくださいました。
社長は、コーヒー豆、カップなどを持ってきて、まず一度、自分でやり方を見せその後は、みんなにやって貰います。
この機械は凄い、私が持ってきた豆は凄いと早速プレゼンが始まりました。
見ている私は中国語はわからないので、何を言ってるかは全く判りませんでしたが、皆さんの顔を見ると、社長の話しに釘付けになっていました。
社長のプレゼンの仕方はしゃべりは、ゆっくりと、ジェスチャーを交えて、ちょっとうんちくを加えた話だったようです。
私は、なんて言ってるかわからないけど、プレゼンお上手ですね。と話すと、うれしそうに、私はしゃべる事は得意なんですと話してくれました。
その後は、社長の話しを聞いた病院の幹部の方が近づいてきました。
社長の仕事?の仕方を、間近で見せてもらうと、遊びか仕事がよくわからず、名刺をいただいた方が病院の理事の方だったので、私のコーヒーを病院に入れてくださいと交渉していました。
かなり、熱心に!
社長が後で話してくれたのは、まずは、興味を持ってくださった方に、一度お店に来てもらえるように話していて、もし、来てくださったら、それからがやっと始まりである。それから仕事が始まるかもしれないし、始まらないかもしれないと話していました。
間近に、交渉を見せてもらって、言葉は分かりませんがとても勉強になりました。
私のことも紹介してくださり、上海のキッチンを使って、料理を1つ披露させてもらいました。
日本人の料理に興味津々!
とてもおいしいと言ってくれました。
この1日で社長から学んだこと
・プレゼン上手というか熱意がある!
人を引き込むのが上手
・とりあえず、自分の提供できること、やりたい事などを話す。できても、できなくてもさほど気にしない
その後は、オープン2日後の「うなぎ」のお店に同行しました。
最終日の5日目に続きます。
1日目
http://wakuwakuseikatsu.hatenablog.com/entry/2018/10/03/123258
2日目
http://wakuwakuseikatsu.hatenablog.com/entry/2018/10/04/122348
2日目食べたもの
http://wakuwakuseikatsu.hatenablog.com/entry/2018/10/05/163514
3日目
http://wakuwakuseikatsu.hatenablog.com/entry/2018/10/06/210459