パーソナルシェフとろみの日記

パーソナルシェフとろみの日記です。パーソナルシェフのレシピと、日々の育児やブックレビューについて綴っていきます。

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最後の読み聞かせ!学んだこととは?

こんにちは^_^

笑顔と料理で幸せの輪を広げたい、保育園栄養士&パーソナルシェフとろみです。

 

今日は、ボランティアで2年ほどやっている娘が通う小学校の読み聞かせの最終日でした。

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娘はもう小学校6年生!気がついたらもう3月で卒業です。そこで2年間続けた読み聞かせも卒業することになりました。

読み聞かせを始めるきっかけは?

 

学校の役員で知り合いになったママから人がいないので数回でもいいので読み聞かせのお手伝いをしてくれない?

と言われたことでした。

まぁ月に2回ほど10分位のボランティアなので、しかも誘った人からは

「自分が気が向く行ける時だけよかったら来て」

と言われたので軽い気持ちで始めました。

 

緊張しないの?

 

しかし、人前に出て話す機会もあまりない私は、はじめた数回は、ドキドキで、子供の顔もほとんど見ることができずに、本を読むのが精一杯でした。

早口で読みすぎたのか家での練習より早く終わり、読み聞かせの時間が10分と決まっているのですが、時間が、あまってしまい困ったこともしばしばありました。

今日読んだ「こころとしんぞう」に書いてあったのですが、緊張すると、脳が全身に酸素を送るように命令して、酸素が全身に行き渡ると頑張る力になるそうです。

酸素が上手く送れていなかったようで汗は出ましたが力は出ませんでした(^_^;)

少し慣れたかなぁと思ったのは5回を過ぎたあたりからです。

それからは、だんだんと子供の表情が見ることができるようになり 10回目を過ぎると子供の表情を見て、この本は面白いと思ってもらえている!この話し方は、つまらないんだ!とちょっとずつ自分なりに考えながら改善することができるようになりました。

 

行きたくないと思ったことないの?

そりゃあ〜あります(笑)

やはり、自分に余裕がないと、本を選ぶのも億劫になったり、練習をするのも嫌になったりします。

これって、仕事じゃないし、今やってることってお金にならないんだよね!適当にやっちゃおっかなぁ〜

誘ってくれた人も行かなくてもいいって言ってるし行くのやめようかなぁ〜自分で書きながら笑えますが何度もあります。

 

じゃあ、辞めればいいじゃん!なんで続けたの?心が変わったの?

私はボランティアを始めてちょっと経った頃、誘われて近所の図書館の館長さんの主催する読み聞かせをする人のための講座に行ったことがあります。

ここでの話は、皆さんお忙しい中、大変でしょうから楽しんでやってくださいね!と労いの言葉などを言われるとばかり思っていました。

しかし、

 

館長さんは

「ボランティアだからといって、気を抜く事はダメです。私が、30年以上、読み聞かせをやってきた中で、一度だけ、とても失敗したと思う時がありました。子供が聞いてくれなかったし自分も楽しくなかった。その時はどういう時だったと思いますか?」

 

それは、練習をしなかった時です。

練習をして挑んでください!ここはあなたの舞台です。

 

この言葉が私には衝撃的でした‼️

せっかく子供の前で読み聞かせをするというチャンスをいただいているのにもかかわらず、そのチャンスを、できれば簡単に終わらせようと思っていました。

なるべく楽に終わらせてて、しかも子供相手なので、人数合わせに適当にやればいいと考えていたのです。これがすべてのことにつながるのではないかと考えるようになりました。

当時の私といえば、何かを一生懸命やるというタイプではなく、いかに楽にして生きるかばかりを考えていました。

 

一つ一つのことに、全力で向かえば新しい何かが生まれるかもと思い自分ができる範囲で精一杯やってみました。

すると読み聞かせをしたことで、自信をもらい、子供たちの前で話すことに対するハードルがなくなりました。

今現在、働いている保育園で自分で提案もできるようになり、

「食育クイズ」で子供たちに食の大切さを伝えることもできるようになりました。

 

ちょっとした軽い気持ちで始めたボランティアでしたが、学ぶことがいっぱいでした。

私の読み聞かせを聞いてくれた子供たち、誘ってくれた友人に感謝です。