日曜日(3月4日)東大教授矢作先生の歴史文化塾講演会参加2回目です。
またまた、お料理を提供する機会に恵まれました。
このお仕事は大阪にあるくるみ亭の出張料理であり、友人であるくるみさん(写真右)が和食を伝えたいと言う思いから始まったものです。
私も同じく、和食を伝えたい思いがあり、今の家庭料理に危機感を覚えていて、
和食と今の子供たちを守りたいという思いから食育に興味を持ちお料理を、作らせていただいています。
今回の料理は、おにぎり(雑穀入り+サツマイモ)味噌汁(わかめの味噌汁)カブのおつけもの(葉と実)です。
それぞれシンプルなものですが心がこもっています。
今回の食材は、すべて顔が見える人からしか購入していません。
雑穀はくるみさんがご自分でこだわりがあるものを販売されていて、サツマイモは、「笑う人には福来たる」の著者である高橋めぐみさんのおせっかい協会の方からいただいたものであり、わかめはご実家の山口県のものお味噌とカブはそれぞれ知り合いの農家から分けていただいたものです。
私たちは、毎日、 食べるという行動を繰り返し行っています。
食べることは、精神的・文化的な要因との関わりが大きく、特に成長期の子どもは食べ
ることを中心に心身の発育発達がなされていくので、単に食べるだけではなく、心の情緒面の発達といった、精神発達の面からも食を捉えていくことが大切だと思っています。
人の心と体は相互に深い関係を保ち、影響し合いながらバランスを保っています。
子どもを取り巻く環境、特に食環境は、子どもの心の発達や健全育成に大きな影響を与えていると言われていますが、最近の食環境の変化は子ども達にとっていいのか考えてしまいます。
今回の食材である「カブ」の効能について
コレステロールと便秘を撃退
かぶには豊富な食物繊維があります。食後の血糖値の上昇を抑えたりコレステロールの吸収を抑えたりします。
もちろん腸内環境を整えて下痢や便秘を改善しますし、体内に取り込んでしまう毒素や老廃物を体外に排出する作用もあります。
免疫力を高める
免疫力を上げる効果もあり、細菌やウイルスの撃退を阻止する作用があります。
このため、風邪や感染症を予防して回復力を上げる効果があります
かぶの旬は?
一年中収穫できるとは言いますが、旬な時期はやわらかな食感の3~5月と甘みの強い10~11月です。春と秋のものが一番おいしいかぶは鮮度が落ちやすいためすぐに料理して食べたほうが良いようです。
毎日の食事の大切さ、日本人の心である和食を伝え、家庭料理を通して子供たちを
愛し続けていきたいです。
くるみさんのブログです。
くるみさんも「歴史文化塾」のブログを書いています。
http://chienowa80.net/archives/1221